家庭用ゲーム機と遜色の無いPCでのゲームプレイは、近年人気を集めているようです。特にゲーミングPCなど、高スペックなPCは家庭用ゲーム機を上回るほどの快適さを実現しています。
しかし、ゲームによっては、思ったようなプレイができず悩んでいる人も多いようです。そこで今回はeスポーツでも人気の高いVALORANTをこれから始める方も、すでに始めている方にも、両者に対して有益な、VALORANT FPS 安定しないときの原因や対処方法についてを紹介していきたいと思います。
VALORANTでFPSが安定しないとどうなる！？
ここでは、VALORANTのFPSが安定しない場合、どのような状態になるのかご紹介します。ご紹介した状態に当てはまる方は、FPSに関する知識を身につけて設定方法を試してみてくださいね。
プレイ中に画面がカクつく
目線の移動や行動の際に、画面がカクカクしているように感じる状態です。相手を見つけたり、対戦中にFPSが下がることで反応が遅れてしまうことがあります。
動作が遅く感じる
入力したコマンドやボタンをクリックして、ほんの少し反応が遅いと感じる状態で、実際にかなり遅いということではないけれど、少しストレスに感じてしまうこともあります。
VALORANTでFPSが安定しない場合の設定方法
ここでは、基本的なゲーム内設定でおすすめの設定方法をご紹介します。FPSを上げる設定のため、画質等の譲れない項目もあるかもしれませんので、機能性などを考慮した上で設定してみてくださいね。
ゲーム内の設定
ゲーム内グラフィック品質に関する設定の設定項目の詳細とおススメ設定です。かなり詳細なところまで設定できるので、自分の設定画面と比べながら是非以下の内容を試してみてくださいね
| 項目 | 説明 | おススメ設定 |
| マルチスレッドレンダリング | GPUとCPUで担当するシミュレーションの割合を決められます。 高性能なGPUを使用している方の場合は、ONにすることで CPUの負荷を下げられる可能性があります。 | ON |
| マテリアル | 画面上の立体感を決める項目です。 プレイヤーの手や、建物など立体感を出すことで 没入感が生まれます。 | 低 |
| テクスチャー | オブジェクトの描画がきれいになる項目です。 実際のところ、さほど変化が感じられないため、 高設定にする必要はないと思います。 | 低 |
| ディテール | 地面にある草や壁の汚れなど、細かな部分のオブジェクトが現れます。 低設定にすると目印など必要なものも消えてしまう可能性があるため、 低設定以外をお勧めします。 | 中 |
| UI | ユーザーインターフェースの見やすさを上げる項目です。 ミニマップ背景にぼかしが入るなどの細かな部分の設定になります。 特に気にならない方は低設定で良い部分かと思います。 | 低 |
| ビネット | 画面の周囲にぼかしを入れるかを決められます。 特に必要のない方はオフで良いと思います。 | オフ |
| VSync | 垂直同期の設定です。 オンにした場合、遅延となる可能性があるため、 基本的にはオフを心がけましょう。 | オフ |
| アンチエイリアス | 画面のギザギザ感を緩和させることができます。 多少のギザギザ感が気にならない方はオフにすると負荷が下がります。 敵の視認性などを考慮すると、設定は入れておいたほうが良いでしょう。 | MSAA 4x |
| 異方性フィルタリング | 遠近の描画に関する設定です。 負荷の高低差もあまりなく、戦闘への干渉があまりないため、 お好みの設定で良いと思います。 | 16x |
| 明瞭度を上げる | 明暗の強弱を決めることができる設定です。 オンにすると全体的な明暗が強くなります。 | オフ |
| ブルーム | 画面全体の光源を調整する設定です。 オンにすると、全体的に少し明るくなるため、 敵の視認性を上げたい方はオンにしても良いかもしれません。 | オフ |
| ディストーション | スキル使用時などのエフェクトに歪みを加える設定です。 変化は特に感じられないため、視認性の善悪が判断しにくいため、 負荷を下げるためにもオフがおすすめです。 | オフ |
| キャストシャドウ | プレイヤーの手や武器などの影を描画する設定です。 特に必要ない項目かと思いますので、オフがおすすめです。 | オフ |
まとめ
いかがでしたか。今回は、VALORANTでFPSが安定しないときのおすすめの設定方法をご紹介しました。ゲーム内だけでも、詳細なところまで設定することができます。併せてFPSが低い場合の症状なども確認しておくことで、今後の参考にしてください。
皆さん自分で好みの設定をされているとは思いますが、これを期に確認してみてください。PCのスペックを気にするのも良いですが、新しいPCを購入するにも高額な費用がかかってしまいます。まずは自分の手元でできる設定を見直すところから是非試してみてくださいね。
