現代は、様々な特性や性格が「発達障害」としてカテゴライズされるようになりました。一昔前までは、健常児とともに普通級で学習していたような子どもも、昨今では支援級や療育を受けながら、それぞれの発達に合った教育を受けられる時代になっていますね。それは多様性が認められるためにとても大事な一歩ですが、同時に生きづらさを感じやすい括り方であることも。大食いタレントとしてブレイクした、菅原初代息子も、ADHDという病気であることが明かされましたね。注意散漫になったり、じっとしていられなかったりという特性をもつ発達障害で、現在普通級に通う子どもの中にも多くみられる例の1つです。さて、この記事では発達障害の中でも、アスペルガー症候群 有名人をご紹介していきます。一風変わった人格で知られるあの人も、実はアスペルガー症候群 有名人だったんですよ。
アノ人も?アスペルガー症候群を公表している有名人
米津玄師
天才的なシンガーソングライターとして、彗星のごとく現れた米津玄師さん。老若男女から愛される曲『Lemon』や、子どもを中心に誰もが口ずさんでしまう『パプリカ』など、数々のヒット曲を生み出してきました。幼少期から、まわりに合わせられない生きづらさを感じてきたという米津さんは、黙々と曲を作ることが生きがいだったそうですよ。
栗原類
栗原類さんは、ネガティブすぎるモデルとして一躍時の人になりました。英語も堪能で、NHK教育テレビでもレギュラー出演し活躍していましたね。栗原さんはこだわりが強く、物の位置が少しでもずれていると気持ち悪く感じたり、人の怒鳴り声や大きな音に過剰に反応してしまったりする、聴覚過敏も持ち合わせているアスペルガー症候群 有名人なのだそうですよ。
イーロン・マスク
アメリカのテレビ番組内で、アスペルガー症候群 有名人であることを公表したイーロン・マスク氏。現在、Twitter社の代表を務めるマスク氏は、人とは違う感性や発想を持っていることでも知られています。その類まれな才能が、世界を驚かせる事業で成功する秘訣なのでしょう。
勝間和代
忘れ物が多く、じっとしているのが苦手という多動性の特性をもつ、経済評論家の勝間和代さん。車に乗っているのも落ち着かないということで、移動は身動きのとりやすい電車にするなど、自分の症状に合わせた行動を意識しているのだそうですよ。アスペルガー症候群と上手に付き合いながら生きていくというのは、簡単そうに見えてなかなかできないことですよね。
ミッツ・マングローブ
慶応義塾大学法学部を卒業しているミッツ・マングローブさんですが、実は暗記が苦手。文章やセリフを覚えられない学習障害も抱えている、アスペルガー症候群 有名人なのだとか。文字を覚えられないので、すべて絵やイメージで覚えるようにしているのだそうですよ。自らの障害と上手に付き合いながら、高い学歴を誇るミッツさんの生き様は、同じ障害を抱える人たちにとっても大きな希望となっていることでしょう。
武田双雲
書道家の武田双雲さんも、アスペルガー症候群 有名人であることを告白しています。現在は書道家として活躍していますが、小学生の頃は作品を完成させることができなかったり、まわりと同じスピードで行動ができなかったりという、発達障害を抱えていたそうですよ。一時は就職していましたが、突然退職し書道家に転身。それも、アスペルガー症候群 有名人ならではの衝動性が生きた決断だったのかもしれません。
まとめ
多くのアスペルガー症候群 有名人が、華やかな世界で活躍していることが分かりました。公表している人も多く、同じ障害を抱えた人たちや、その親御さんたちにも勇気を与えますね。当人、家族、そしてまわりや社会が障害を受け入れ、個性として認め合い、付き合っていくことで、社会全体としてみんなが生きやすい世界になっていくことでしょう。まだまだ発達障害が特別扱いされてしまう世の中で、アスペルガー症候群 有名人たちから、強く生きるマインドを学んでいきたいですね。