マーベル・アルティメット・アライアンスシリーズは、傑出したヒーローたちがチームを結成し、地球では実現できなかった戦いに挑むものです。マーベル・コミックには、世界や銀河系の世界を征服する悪役がたくさん登場します。どの悪役も、銀河中のヒーローたちを団結させるほどの脅威となる可能性を秘めており、これらのゲームの各ストーリーではまさにそれが現実となっているのです。
マーベル・アルティメット・アライアンスシリーズは、同じタイトルでありながら、それぞれの作品に独自のストーリーはあります。ここでは、シリーズ最新作から順に、ストーリーを紹介します。最新作から順に並んでいるのは、3部作のうち1作目は他の2作に比べて内容が充実しているものの、まとまりがないためです。
マーベル・アルティメット・アライアンス3 「ブラック・オーダー」
チーム・ニンジャの「マーベル・アルティメット・アライアンス3」(以下、MUA 3)は、任天堂限定のゲームです。物語は、サノスにインフィニティ・ストーンズを届けるというブラック・オーダーの計画をガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが阻止するところから始まります。地球上のヒーローたちは、スター・ロードから救難信号を受け取り、敵に対抗して石の回収に協力するよう求められます。
これは銀河系レベルの脅威であり、この迫り来る脅威に対応するために銀河系の最強のヒーローたちが団結します。コミック界最強の暴君が登場するにもかかわらず、「MUA 3」はマーベル・アルティメット・アライアンスRPGゲームの中で最もライトなトーンで描かれています。
マーベル・アルティメット・アライアンス2
バイカリアス・ビジョンズ社のマーベル・アルティメット・アライアンス2 (MUA 2)は、「シビル・ウォー」と題されたコミックシリーズの既存のストーリーを踏襲しています。このストーリーは、無謀なヒーローがニトロに近づきすぎたために、子供たちが乗ったバスが爆発したことを受けてのものです。この事件により、スーパーヒーローに対する世論が変わりました。今では、スーパーヒーローを目指す人はすべて情報を登録し、政府の管理下で活動することが求められています。
キャプテン・アメリカは協定に反対しましたが、アイアンマンはこれが適切な対応であると断言しました。ミュータントや自警団などのアベンジャーズは、2つの派閥に分かれていました。共通の敵と戦うのではなく、2つの派閥のスーパーヒーローはお互いに戦うことになったのです。チーム・アイアンマンはチーム・キャプテン・アメリカの全員を逮捕することを目的とし、後者は自由を守ることを目的としています。
マーベル・アルティメット・アライアンス
バイカリアス・ビジョンズ社の「マーベル・アルティメット・アライアンス」または「MUA」のすごいところは、あくまでもファンサービスとしての意味合いが強いところです。このゲームには140人ものキャラクターが登場し、それぞれがアイドルキャラクターやストーリーと独自の関わりを持っています。人気コミックの悪役たちが、独自のマップを持てるほどの脅威として登場します。
他の2つのマーベル・アルティメット・アライアンスRPGゲームには1つのストーリースレッドがありますが、このゲームはいくつかのアークをフィーチャーしています。ドクター・ドゥームはこのゲームの中で最も強力な脅威ですが、それに至るまでのヒーローたちの冒険は、コミックに登場する有名なランドマークへと続いています。さらにヒーローたちは、メフィストと戦わなければならない地獄にまでたどり着くことになるのです。